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相続承継の実行に関するコンサルティング

いざ、その時を迎えてしまった。さあ〜、どうしましょう。
  核家族化し、そして相続人は、何処にいるのやら??また、子供はいないが、兄弟は??でも、何処にいるのか??分からない。遺産??どのような財産が何処にあるのか分からない?非上場株式、組合出資金、保険金、貸地、共有地、等々、どのように整理していけばいいのか??分からない。
 
 相続人はもう高齢でとてもじゃないが相続手続きなんか分からないし、自分でやることも出来ない。
  会社の管理者、責任者として仕事が忙しくて、それどころじゃない。休暇も取れないし。しかも、遺産は遠隔地。どのように整理すればよいのか???

 こんな時に、相続人様の相談相手、調査、手続きの代行などのお手伝いをさせていただくのがこのサービスです。

1. 相続人の調査、良い人間関係の共有

いざ、相続の開始。葬儀・初七日が終わり、四十九日を過ぎれば相続人の調査に着手しなくてはなりません。相続人間でいろいろ温度差が生じてくるもの、この頃からです。相続人間での良き人間関係の共有が重要になってまいります。

2. 遺言書の有無の確認

相続開始と同時に、遺言書の確認と、諸手続をしておく必要があります。

3. 遺産・負債の調査、整理・処分

 遺産・負債が何処に如何程あるのかを調査する必要があります。被相続人様が几帳面な方で整理しておいてくれれば、或いは相続人にその内容を話しておいてくれれば良いのですが、そうでない場合は大変です。
 特に、相続放棄・限定相続など、手続きに期限のあるものがありますので、概算の調査を迅速に行う必要があります。
 所在、内容不明な金融商品、権利関係の入り組んだ不動産、出資金などどうしたら良いのか分からず困るものがあるはずです。経済社会の複雑化、グローバル化は決して他人事ではありません。
 時たま、仮名預金が出てくることがありますが、その換金は意外と面倒で、相続人泣かせとなります。
 次に、内容が判明したら、この資産どうするか??相続承継するのか、換金処分するのか??どのようにして換金処分したら良いのか。悩みは尽きません。

4. 遺産の管理

処分が決まったら、その遺産の処分をするまで管理をしなくてはなりません。そして換金処分をしたら、換金した現金を管理することになります。

5. 遺産分割協議

遺産の調査・整理がついたら、次は、いよいよ、遺産の分割協議です。
遺産の分割には現物分割、代償分割、換価分割などの方法がありますが、相続人間でどのように分割するかが問題です。
このためには相続人で分割の協議することになりますが、相続承継はここの段階が最も重要でとなります。ただただ、各相続人間で争いのないことを祈ります。
遺言書があればそれに従う事が基本ではありますが、相続人間で改めて協議を行い、遺言書とは違った分割ももちろん可能です。

6. 相続税の申告

ここまで来たら、ここまでの内容を基に相続税の申告。でも、その財産の評価、難しいところがあります。その後は納税です。物納は手続きが大変です。

7. 遺産の分割手続き

遺産分割協議に従い行う不動産相続登記、金融商品・株式等の名義変更など、以外に面倒で手間暇のかかる手続きです。